スマートフォンの写真・動画・仕事の書類・大切なデータ…。気がつくと端末の容量は限界に。そんなとき「クラウドストレージ」を活用すれば、いつでもどこでもあらゆるデバイスからデータにアクセスでき、容量不足の悩みを一気に解消できます。
本ページでは、Google One・iCloud+・Microsoft 365・Dropboxなど国内外の主要クラウドストレージサービス8選を徹底比較します。無料容量・月額料金・特徴・おすすめユーザーを一覧でまとめました。お使いのデバイスやライフスタイルに合った最適なサービスがきっと見つかります。(2026年5月現在の情報です)
このページでわかること
- 主要クラウドストレージ8サービスの無料容量・月額料金の比較
- iPhone/Android/Windows/Macそれぞれのユーザーに最適なサービス
- 写真バックアップ・ファイル共有・Office利用など用途別のおすすめ
- 家族や複数デバイスで使う場合のコスパ最強プランの選び方
- 無料プランだけで乗り切れるケースと有料プランへの移行判断基準
クラウドストレージの選び方【3つのポイント】
iPhoneユーザーはiCloud+、AndroidユーザーはGoogle One、WindowsユーザーはMicrosoft 365がそれぞれOSと深く統合されており、最も使い勝手が良くなります。複数のデバイスをまたいで使う場合はDropboxやpCloudが便利です。
写真・動画のバックアップ中心ならGoogle One・iCloud+・Amazon Photos(Prime会員)が最適です。仕事の書類やExcel/Wordファイルを扱うならMicrosoft 365(OneDrive付属)が圧倒的に便利。企業向けのセキュリティが必要ならBoxが候補になります。
家族全員でクラウドを共有するならファミリープランが充実しているGoogle One(最大5人)・iCloud+(最大5人)・Microsoft 365 Family(最大6人)がお得です。ファミリープランなら1人当たりのコストが大幅に下がります。
クラウドストレージ 8サービス 料金・容量比較表
主要8サービスの無料容量・月額料金・対応デバイスを一覧にまとめました。(※pCloudはドル建て・為替により変動)
| サービス名 | 無料容量 | 月額(最安) | 最大容量 | ファミリー共有 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|
| Google One | 15GB | 290円(100GB) | 5TB〜 | ◎最大5人 | Androidユーザー・Gmail大量利用 |
| iCloud+ | 5GB | 150円(50GB) | 12TB | ◎最大5人 | iPhone/Macユーザー |
| Microsoft 365 | 5GB | 260円(100GB) | 1TB/人×6人 | ◎最大6人 | Windows/Officeユーザー |
| Dropbox | 2GB | 1,200円(2TB) | 3TB〜 | △チームプランのみ | OS問わずどこでも同期 |
| Amazon Photos | 5GB(Prime:写真無制限) | 250円(+100GB) | 追加容量あり | ◎最大5人 | Amazonプライム会員 |
| Box | 10GB | 1,200円(100GB) | 無制限(法人) | △法人プランのみ | 企業・チームのセキュア共有 |
| pCloud | 10GB | $4.99(500GB) | 10TB | △なし | 買い切りで長期コスパ重視 |
| MEGA | 20GB | 約1,400円(3TB) | 16TB | △なし | 無料容量最大・暗号化重視 |
あなたに最適なクラウドストレージ【タイプ別おすすめ】
iCloud+(月150円〜)が圧倒的におすすめです。iPhone・iPad・Macのバックアップが自動化され、写真・連絡先・メモがすべてのApple製品でシームレスに同期します。月150円(50GB)から始められ、iPhone本体の容量を気にせず使えるようになります。
Google One(月290円〜・100GB)はGmail・Googleフォト・Googleドライブが一体化した使いやすさが魅力です。無料15GBは業界最大クラスで、Androidスマホのバックアップと写真管理が自動で完結します。家族5人まで容量を共有できるファミリープランもお得です。
Microsoft 365 Personal(月2,130円・1TB)がベストです。Word・Excel・PowerPointのフル機能がPC・スマホで使えて、OneDriveで1TBが自動付属。仕事でOfficeを使う場合、OfficeソフトとクラウドをセットにしてもGoogle Oneより安く済むことがあります。家族6人なら365 Family(月2,740円)が一人当たり456円と破格です。
Amazon Photos(Primeプライム会員特典)は写真のみ容量無制限で保存できます。すでにプライム会員(月600円・年5,900円)の方は追加コストゼロで写真バックアップが使い放題です。動画や書類も保存したい場合は追加容量プラン(月250円〜)を追加できます。
pCloudまたはMEGAがおすすめです。pCloudはスイスを拠点とし、エンドツーエンド暗号化(有料オプション)と業界唯一の買い切りプランが特徴。MEGAはエンドツーエンド暗号化がデフォルトで、無料20GBと業界最大の無料容量を誇ります。データを誰にも見られたくない方に向いています。
【Google One】Androidユーザー必携のコスパ最強クラウド
Google OneはGoogle社が提供するクラウドストレージサービスで、Googleドライブ・Gmail・Googleフォトの保存容量をまとめて管理できます。無料プランで15GBが使えるのは業界最大クラスで、多くのユーザーは無料のままで数年間不自由なく使えます。
有料プランは100GBが月290円(年払い2,900円)と非常にリーズナブルです。2TBプランは月1,450円(年払い14,500円)で、Googleフォト・Gmailのバックアップをヘビーに使う方でも余裕の容量です。
最大5人でストレージを共有できるファミリー機能が便利で、家族全員のスマホ写真・バックアップをまとめて管理できます。上位プランではGemini AI機能も搭載され、クラウドストレージ以上の価値があります。
月額料金:290円(100GB)/ 440円(200GB)/ 1,450円(2TB)
無料容量:15GB
おすすめ:Androidスマホユーザー・Googleサービスをよく使う方
無料15GBは業界最大クラス。多くの人は無料のまま使える
月290円(100GB)とリーズナブルで家族5人まで共有可能
iPhone・MacよりもAndroid・Chrome環境での利便性が高い
Googleフォトの無制限バックアップは2021年6月に終了(現在は容量を消費)
【iCloud+】Apple製品ユーザーに最もシームレスなクラウド
iCloud+はAppleが提供するクラウドサービスで、iPhone・iPad・MacのバックアップとデータをApple製品間で自動同期します。無料は5GBと少なめですが、月150円(50GB)から使えるため、iPhoneのバックアップ用途なら最小プランで十分という方も多いです。
2TBプランは月1,500円で、iPhone・iPad・Macのデータをすべてバックアップしてもまず余らない大容量です。6TB(月4,500円)・12TB(月9,000円)という大容量プランも用意されており、プロのクリエイターにも対応します。
iCloud+の有料プランにはプライバシー保護機能が付属します。Safari閲覧をプライベートリレーで匿名化、メールアドレスを非公開にできる「メール非公開」機能など、Appleのプライバシー哲学が反映されています。ファミリー共有(最大5人)にも対応しています。
月額料金:150円(50GB)/ 450円(200GB)/ 1,500円(2TB)
無料容量:5GB
おすすめ:iPhone/iPad/Macユーザー・Appleエコシステム利用者
iPhone・MacのバックアップがOSレベルで自動化され設定不要
月150円(50GB)から始められる低コスト入門プラン
Android・Windowsとの連携は限定的でApple製品専用の価値が高い
無料容量が5GBと少なく、iPhoneのバックアップだけですぐに埋まる
【Microsoft 365】OfficeソフトとOneDriveが一体化した仕事の必需品
Microsoft 365(旧Office 365)はWord・Excel・PowerPoint・Outlook・Teams・OneNoteのフル機能版ソフトとOneDrive(クラウドストレージ)がセットになったサービスです。Microsoft 365 Personalは月2,130円で1TBのOneDriveが付属します。
ストレージ単体としても優秀で、Microsoft 365 Basic(月260円・100GB)はOneDriveの100GBとOffice Webアプリ(ブラウザ版)が使えます。Officeソフトが不要でストレージだけ欲しい場合はBasicが最もコスパが高いです。
Microsoft 365 Family(月2,740円)では最大6人に各1TB(合計6TB)を付与できます。ファミリーメンバー全員がWordやExcelのフル機能を使えるため、家族にPCユーザーが多い場合は圧倒的なコスパです。Windows PCとの親和性は他社サービスを圧倒します。
月額料金:260円(100GB・Basic)/ 2,130円(1TB・Personal)/ 2,740円(6TB・Family)
無料容量:5GB
おすすめ:Windows/Office利用者・家族でOfficeを使いたい方
Word/Excel/PowerPointのフル機能+大容量OneDriveが一体化
Familyプランなら最大6人が各1TBを利用でき1人あたり456円と激安
Officeソフトが不要な方にはPersonalプランは割高に感じる場合がある
macOSやAndroid環境ではWindows程の深い統合は得られない
【Dropbox】OS・デバイスを問わず同期速度に定評があるクラウド
Dropboxはクラウドストレージの先駆者的存在で、Windows・Mac・Linux・iOS・Androidすべてに対応し、どのデバイスでも同じファイルにアクセスできます。同期速度の速さと安定性が特徴で、クリエイターやデザイナーが大きなファイルをチームで共有する場面で特に活躍します。
個人向けのPlusプランは2TBで月1,200円。これはGoogle One 2TBが月1,450円、iCloud+ 2TBが月1,500円と比べてもコスパが高いです。ただし無料プランが2GBと少なく、まず有料から使い始める必要がある点は注意です。
30日間の版数管理(変更履歴の復元)機能が標準装備されているため、うっかり削除したファイルや以前のバージョンを復元できます。チームでのコラボレーション機能(コメント・権限設定・共有リンク管理)も充実しており、ビジネス用途に向いています。
月額料金:1,200円(2TB・Plus)/ 2,000円(3TB・Professional)
無料容量:2GB
おすすめ:複数OS・デバイスを使うユーザー・チームでファイル共有する方
同期速度・安定性が業界トップクラスで大容量ファイルも快適
30日間の版数管理で誤削除・誤上書きから復元可能
無料プランが2GBと少なく、実質的に有料前提のサービス
Google One・iCloudと比べると、エコシステム統合の恩恵がない
【Amazon Photos】Primeプライム会員なら写真が無制限のお得サービス
Amazon PhotosはAmazonプライム会員特典として提供されるクラウドストレージサービスです。プライム会員であれば写真のバックアップが容量無制限・追加料金ゼロで利用できます。月600円・年5,900円のプライム会員料金にはPrime Video・送料無料など多くの特典が付属するため、写真バックアップはいわば「ついてくる特典」です。
写真は無制限ですが動画は5GBまでに制限されます。動画も大量に保存したい場合は追加容量プラン(100GB・月250円〜)を購入する必要があります。ファミリーフォルダ機能で最大5人まで招待でき、家族全員の写真を1か所にまとめて管理できます。
UIはシンプルで使いやすく、Alexaとの連携やAmazonエコーへの表示にも対応。すでにAmazonプライム会員であれば、写真バックアップのためだけに他社クラウドサービスを契約する必要はありません。
月額料金:追加容量250円〜(写真は会員特典で無制限)
無料容量:非Prime会員5GB / Prime会員:写真無制限+5GB
おすすめ:Amazonプライム会員・写真バックアップを無料で済ませたい方
Primeプライム会員なら写真が完全無制限・追加料金ゼロ
ファミリーフォルダで家族5人の写真をまとめて管理できる
動画は5GBまでで、大量の動画を保存するには追加容量が必要
書類・その他ファイルの管理はGoogleドライブ等と比べて機能が限定的
【pCloud】業界唯一の買い切りプランで長期コスパ最強
pCloudはスイスを拠点とするクラウドストレージサービスで、最大の特徴は業界唯一の買い切り(ライフタイム)プランです。一度購入すれば永久にストレージが使い放題で、長期的なコスパは月額サービスを圧倒します(500GBが約1〜2万円の買い切り)。
月額サブスクプランは500GBが$4.99/月(年払い$49.99/年)、2TBが$9.99/月(年払い$99.99/年)。ドル建てのため円安の影響を受けますが、セール時には買い切りプランが大幅割引されます(年に5〜6回のセールがあります)。
データはヨーロッパ(スイス・ルクセンブルク)かアメリカのサーバーを選択でき、プライバシー意識の高いユーザーに好まれています。エンドツーエンド暗号化オプション(pCloud Encryption)は別途追加料金が必要ですが、セキュリティを最重視する方に向いています。
月額料金:$4.99(500GB)/ $9.99(2TB)
無料容量:10GB
おすすめ:長期利用者・買い切りでコスパ重視の方・プライバシー重視の方
業界唯一の買い切りプランで長期的なコスパが最強
サーバー拠点をEU(スイス)かUSで選択でき、プライバシーに配慮
ドル建てのため円安時にコストが上昇する
iCloud・Google Oneのようなスマホとのシームレスな統合はない
【MEGA】無料20GBと強固な暗号化が魅力のプライバシー重視クラウド
MEGAはニュージーランド発のクラウドストレージサービスで、無料プランでも20GBと業界最大クラスの無料容量を提供しています。すべてのファイルがエンドツーエンド暗号化(E2EE)されており、MEGA社員でさえファイルの内容にアクセスできません。プライバシーとセキュリティを最優先するユーザーに選ばれています。
有料プランは月約1,400円(3TB相当)から。MEGAは容量当たりの単価では他社と比べてやや高めですが、E2EEが標準装備されている点は他社にない強みです。DropboxやGoogle Driveのような手軽なシームレス統合はないものの、ファイルのセキュリティを妥協したくない方に向いています。
月額料金:約1,400円〜(有料プラン)
無料容量:20GB(業界最大クラス)
おすすめ:無料で多く保存したい・データのプライバシーを重視する方
無料20GBと業界最大クラスの無料容量
エンドツーエンド暗号化がデフォルト装備でプライバシー最重視
スマホ・PCとのシームレスな統合性はGoogle One・iCloudに劣る
有料プランのコストパフォーマンスは他社と比べて高めな傾向
容量別・月額料金 まとめ比較表
同等容量での月額料金を横断比較できる表です。
| サービス | 50〜100GB帯 | 200〜500GB帯 | 1〜2TB帯 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Google One | 290円(100GB) | 440円(200GB) | 1,450円(2TB) | 年払いで最大16%割引 |
| iCloud+ | 150円(50GB) | 450円(200GB) | 1,500円(2TB) | Apple製品専用で最大効果 |
| Microsoft 365 | 260円(100GB) | — | 2,130円(1TB・Office付) | Officeソフト込みなら割安 |
| Dropbox | — | — | 1,200円(2TB) | 最小プランが2TBから |
| Amazon Photos | 250円(+100GB) | — | 1,300円(+1TB) | Prime会員は写真無制限 |
| pCloud | 約750円(500GB) | 約750円(500GB) | 約1,500円(2TB) | ドル建て。買い切りあり |
| MEGA | — | 約1,400円(3TB) | 約1,400円(3TB) | 無料20GBから始められる |
よくある質問(FAQ)
写真・動画・書類の保存量によります。Google One(無料15GB)は多くの方に十分ですが、iPhoneユーザーは無料5GBでは写真バックアップだけですぐに埋まります。スマホ写真のバックアップが主目的なら月150〜290円程度の最安プランへの移行をおすすめします。Amazonプライム会員であればAmazon Photosで写真は無制限に保存できます。
iPhoneのバックアップ・写真同期・連絡先・メモ管理を重視するならiCloud+(月150円〜)が最もシームレスです。一方、Googleフォトのアルバム整理機能・AIによる写真検索が好きな場合や、Android端末も持っている場合はGoogle Oneも選択肢になります。どちらも月150〜290円と低コストのため、両方試してみることも可能です。
はい、よくある使い方です。例えば「iCloud+で写真・Appleデータのバックアップ」+「Google Driveで仕事の書類共有」という組み合わせは実用的です。ただしコストが増えるため、まずは1サービスに集約し、それで不足を感じてから追加するのが賢明です。
ファミリープランが利用できるサービスを選びましょう。Google One(最大5人)・iCloud+(最大5人)・Microsoft 365 Family(最大6人)がファミリー共有に対応しています。Microsoft 365 Familyは月2,740円で6人が各1TBを利用できるため、1人あたり約456円と非常にお得です。
主要サービスはいずれも強固なセキュリティを採用していますが、E2EE(エンドツーエンド暗号化)に対応しているかどうかで差があります。MEGAはE2EEがデフォルト、pCloudはオプションでE2EEに対応しています。一方、Google One・iCloud・Dropboxは運営会社がデータにアクセスできる構造です。最高レベルのプライバシーを求める場合はMEGAまたはpCloud(Encryption付き)を選びましょう。
クラウドストレージの乗り換えは、旧サービスからデータをダウンロードして新サービスにアップロードするだけです。ただしデータ量が大きい場合は時間がかかります。Googleは「データのエクスポート(Google Takeout)」機能で一括ダウンロードができます。乗り換え先のサービスに無料体験や初期の大容量無料期間がある場合はそれを活用しましょう。
まとめ:用途別おすすめクラウドストレージ
クラウドストレージは「どのデバイスを使っているか」「何を保存したいか」「予算はいくらか」で最適解が変わります。
- iPhone/Macユーザー → iCloud+(月150円〜)が最もシームレス
- Androidユーザー → Google One(月290円〜・無料15GB)が鉄板
- Officeユーザー・仕事でも使いたい → Microsoft 365(月260円〜)
- Amazonプライム会員 → Amazon Photos で写真バックアップが無料
- 長期利用でコスパ重視 → pCloud 買い切りプランがお得
- プライバシー最重視 → MEGAのE2EE暗号化が最強
- デバイス問わず大容量 → Dropbox Plus(2TB・月1,200円)
まず自分のメインデバイスに合ったサービスの無料プランから始めて、容量不足を感じたら最安の有料プランへ移行するのがスムーズな始め方です。本ページの情報は2026年5月現在のものです。最新の料金は各サービスの公式サイトでご確認ください。
